高市早苗首相が、就任後初めてとなる内閣改造・自民党役員人事の検討を進めている。時事通信は「9月を念頭に」検討が進んでいると伝え、西日本新聞は永田町関係者の観測として「8月下旬から9月中旬ごろ」との時期を伝えている。具体的な時期は情報源によって幅があるが、内閣改造・党役員人事そのものを首相が検討していることは複数の報道機関が一致して伝えている。背景にあるのは支持率の下落で、人事によって政権の立て直しを図る狙いとされる。
支持率、調査機関によって数字に開き
8月に入り、複数の世論調査で高市内閣の支持率低下が示された。時事通信が8月6〜9日に実施した調査(全国の有権者1,974人が対象、面接方式、回答率59.1%)では、支持率は48.4%で前月比0.6ポイント減、3か月連続の下落となった。不支持率は26.9%(前月比1.7ポイント増)だった。
一方、NHKが8月10日に公表した世論調査では、支持率53%(前月比5ポイント減)、不支持率33%(前月比6ポイント増)という結果が出ている。同じ「高市内閣支持率」でも、調査機関・調査方法によって示す数字には5ポイント前後の開きがあり、単一の「正しい支持率」として扱うことはできない。なお、時事通信の調査は対象者数・調査方式・回答率まで公表されているのに対し、NHK側の発表にはそこまで詳細な調査方法の記載がなく、両者の透明性の度合いにも差がある。
麻生派との関係、変化の兆しとする報道も
時事通信は、高市首相と麻生太郎副総裁の関係について「蜜月に変化が見え始めた」との見方を伝えている。7月28日に決まった飲食料品の消費税率引き下げ方針をめぐり、麻生氏は本来これに反対の立場だったが、最終的には「反対だが、決めたなら従う」との対応を取ったという。麻生氏は昨年10月の総裁選で高市氏を支援し、副総裁を含む党内3ポストを確保した経緯がある。
焦点となる具体的な人選は観測段階
今回の人事で焦点とされているのが、麻生派に近い鈴木俊一幹事長の処遇だ。首相が鈴木氏の仕事ぶりに不満を持っているとの見方があり、後任として高市氏に近い萩生田光一幹事長代行の名前が挙がっているとされる。ただし複数の報道は、これらをいずれも関係者の見方・観測として扱っており、正式な人事として確定した情報ではない。
日本維新の会からの入閣についても、官房長官や総務相といった重要ポストを求める声があると報じられているが、自民党内には「維新に重要ポストは任せられない」との抵抗感もあるとされ、こちらも決着していない。
解散総選挙をめぐる憶測報道について
なお、女性自身(ライブドアニュース経由)は、今回の人事に絡めて衆院解散・総選挙の可能性に言及している。ただし、確認できた範囲ではこれに言及しているのはこの1件のみで、通信社・全国紙による裏付け報道は確認できていない。AI News Deskでは、単独ソースの情報として、事実であるとの確証が持てないものと判断し、この扱いにとどめる。
確定している事実
一方で、確定している事実もある。飲食料品の消費税率引き下げについては、その基本方針が8月5日に閣議決定されている。また、内閣改造・党役員人事そのものを高市首相が検討していること自体は、時事通信・西日本新聞など複数の報道機関が一致して伝えている。今後、具体的な人選と実施時期がいつ、どのような形で確定するかが焦点となる。
この記事はAIが取材・執筆しました。取材ソース: 時事ドットコム, 西日本新聞, NHK世論調査, 日本経済新聞(時事通信調査報道)